サークル設立準備サークルをはじめるにあたって準備した物などを紹介します。(元の日記に貼られていた画像は表示されません。作業中です) ------------------------------------------------------------------- 2004.12.20 人形劇兼季節のテーブル:クリスマス編(サークルの準備7) [ 親子サークル ] 季節のテーブル、クリスマス編では、イエス様の生誕をモチーフにした人形を飾りました。 (幼子イエスは天使に抱かれています) 参考にしたのは、 『シュタイナー教育クラフトワールド ネイチャーコーナー』(イザラ書房) です。 各季節ごとに飾り方の見本や考え方などが載っていて、とても役に立ちます。 サークルをやることになり、無謀にも、季節のテーブル用の人形を使って、 人形劇をやろうと思いました。子どもにも、単にプレゼントを貰える日、 ケーキが食べられる日ではなく、クリスマスの由来を分かって欲しかったから。 材料の大きさを間違えたり、足りない物があったりして、自己流にした部分もあるけど、 作ったのは、マリア、ヨセフ、幼子イエス、羊飼い2人、羊2頭、馬(ロバ?)。 三博士は作る余力がなかったし話が長くなるので省略。 ちゃんと聞いてくれるか不安だったけど、意外と子どもたちも静かに見てくれました。ほっ。 その後、娘はよく人形劇をやってとせがみます。でも目的はたぶん、人形劇の後でろうそくを 吹き消せるのが面白いからみたい。。。(^^;) その上台詞を覚えてしまい、人形を動かしたがったり、言葉を挟んだりしてくるので、 後日、家に来た別の親子の前でやったときは、娘に気を取られて言葉に詰まり、 その上電話が掛かってきて、最後は浮ついた感じになってしまいました。 ------------------------------------------------------------------- 2004.12.18 木の実&鉱物(サークルの準備6) [ 親子サークル ] 私の育ったところはあまり緑のない場所だったし、公園にも実が落ちる樹木は 多分なかったので、子どもと公園でドングリを拾うのはとても新鮮でした。 シュタイナー教育を知る前から、漠然とではあるけど、いわゆる「おもちゃ」が無くても 遊べる子になってほしかったので、身近にあるもの、自然のものを活かしておもちゃに してしまうシュタイナー教育の考え方は、すぐに合点がいきました。 一番利用しやすいのは、何と言っても木の実、ドングリ。 我が家でもせっせと公園で拾ってきて、おままごとの材料として大活躍しています。 サークルでは、赤ちゃんは口に入れてしまう心配があるので、小さなドングリは出せません。 でもそうするとバリエーションが少なくなっちゃう…。 そこで、ホームセンターのクラフトコーナーで大きめの木の実を買いました。 クルミは分かるけど、平べったい焦げ茶色の木の実は正体が謎です。 それから石や貝。子どもは拾うのが好きだけど、我が家の周りではあまり集められません。 私は昔からパワーストーンが好きだったので、持っていた石をままごと用にしました。 でも、ちょっと小さめ、小さい子が混じるときは出しにくいです。 大きめの半貴石セットを買おうか迷うところ。 貝は家にあったもののうち、大きめのものだけを利用しています。 ------------------------------------------------------------------- 2004.12.17 お山の積み木(サークルの準備5) [ 親子サークル ] 四角や三角など幾何学的な積み木が一般的ですが、シュタイナー教育では 形の不揃いな自然そのままの積み木が使われています。 積んで遊んだりする他に、おままごとの道具になったり、人形劇の背景になったり、 幾何学的な積み木よりも発想が広がるようです。サークルではそこまで拘らず、 子どもたちが好きに遊べるように、たっぷり普通の積み木も置いてます。 そのうち、自然のままの積み木が増えたら、切り替えていこうかな。 一個だけ、写真右奥の積み木(皮付き)は、公園で拾った桜の枝から作ったもの。 他のもサークルのために買ったのではなく、以前、Slowworksさんの実店舗で 10個500円で買った物。安い分、表面の仕上げもほとんどされていなかったので、 家で娘とヤスリをかけ、みつろうワックスを塗りました。娘はヤスリかけが面白かったみたい。 これも手仕事の一種?最初は「これは積み木じゃないの!かぼちゃ!」とずっと言っていました(笑)。 ただ、ワックスのオレンジの香りが強すぎて気分が悪くなり、元のヒバの香も消えて しまったのが残念だったから、何個かは洗ってワックスを落としてしまいました。 オレンジの匂いは時間が経つと飛んでしまうみたい。またヒバの香が出てきました。 鼻を近づけるとうっとりして、森林浴をしている気分。 自然素材のおもちゃって、本当に五感を刺激してくれて、それを理屈じゃなく、 子どもが遊びの中で自然を感じてくれるのが素敵だと思います。 ------------------------------------------------------------------- 2004.12.16 抱き人形&坊主人形(サークルの準備4) [ 親子サークル ] シュタイナー教育では、特徴や表情のハッキリした既成のお人形より、子どもの自由な ファンタジーを損ねない素朴な人形が良いとされ、また、子どもの肉体的・精神的な発達に 応じた形態のお人形が与えられます。赤ちゃんの頃から頭部が完成する3歳前後までは、 てるてる坊主のような坊主人形や、布の結び目で頭や手を作る結び人形で充分、 循環器官が形成されてくる3~5歳くらいなら抱き人形、四肢がしっかり形成される 6,7歳頃になったら、着せ替えもできる体格のしっかりした人形、という感じ。 (私自身は、娘が1歳半のときに抱き人形を作ってあげちゃった…) でも、シュタイナー教育をほとんど知らないお母さんたちも参加されるし、 華やかなおもちゃを見慣れた子どもが取っつきやすいよう、抱き人形を2体作りました。 要領は分かっているから割とすぐ作れたけれど、仕上げがサークル前夜になってしまい、 手間を省くため、1体の髪の毛は羊毛ワタをぶすぶすと刺して済ませちゃった(↓下の写真右側)。 なんだか、林家三平みたい(苦笑) 坊主人形は、シュタイナーを知らない人には「なんじゃこりゃ!?」って感じの代物ですが、 だからこそ、シュタイナー教育の特徴が出ていいんじゃない?と思って、いちおう作りました。 素材は絹が一番良いらしいですが手元になかったし、暖かい手触りの綿の起毛生地を使いました。 でも、子どもたちはちーっとも人形じゃ遊んでませんでした(苦笑) シュタイナーに興味を持って後日遊びに来たママ友のお子ちゃまたち&娘は、ベランダにあった 寝ころびカエル(体長40cm)の置物がいたく気に入ったらしく、部屋に運び入れて ご飯をたべさせたり、布団をかけたり、代わる代わるお世話をしていて、 全く予想外の物が子どもの心を掴んでいました(^^;) ------------------------------------------------------------------- 2004.12.15 プレイクロス(サークルの準備3) [ 親子サークル ] シュタイナー教育の場では、子どもがいろんなものに見立てられる大きめの布「プレイクロス」もおもちゃになります。 木綿やウール、絹、など、自然素材のもので、肌触りの良い柔らかいものが良いとされてます。 近所に生地問屋みたいなところがあるので、利用できそうな布を探しに行きましたが、 なかなか納得のいくものはありません。シーチングを色とりどり買ってみたものの、 やっぱり色合いがキツいし、柔らかさもいまいち。そこで、同じお店で買った木綿の ガーゼ生地を自分で染めてみました。染料は、吉祥寺に店舗があるアナンダから通信販売。 (以前、人形の詰め物用わたを買ったところ) ついでに、サークルの手仕事で使う羊毛わたも取り寄せました。 でも染色の手順とか詳しいことは何も説明が付いてないので、図書館で草木染の本を借りてきましたが、 ほとんど染まらなかったり、ひどい染めムラができたり、、、試行錯誤しながら何枚か染めました。 古着物ショップからタダで(!)もらった絹の襦袢も、ほどいて染めました。 コットンより動物繊維の方が染めやすいそうです。 なんとかまともに使えそうなのが↓これらです。 左から、絹:ラック樹脂(アルミ媒染、以下同じ)、絹:ミロバランノキの実、絹:インドセンダン樹皮、綿:ラック樹脂、綿:ミロバランノキの実、綿:ターメリック(自宅にあったスパイスを利用) ------------------------------------------------------------------- 2004.12.12 ついたて(サークルの準備2) [ 親子サークル ] サークルをやろうと思う前、部屋が狭くなるのが嫌で置くのを迷っていたのが「ついたて」です。 シュタイナー教育の遊びについての本には、必ず載っています。 お店屋さんごっこの陳列棚になったり、布を掛けておままごとのお部屋になったり、 人形劇の舞台になったり、、、大活躍するもの。幼稚園などでは、ついたてや棚を上手く 配置して、子どもの基地のような空間を作るのですが、実際の使用例を見たのは、 那須みふじ幼稚園のお部屋を外から覗いたことがあるだけでした。 サークルをやることにしてから、ついたてがあればおもちゃの収納もできるし いろいろ使えるから、やっぱり欲しくなりました。 でも、既製品はかなり高いです…。そこで、自作することにしました。 参考にしたのは、『親子の手仕事ハンドブック』という本に載っていた作り方です。 最初は、ホームセンターでカットだけしてもらって自分で組み立てるつもりでした。 無垢の木で作りたかったけど、無垢の木は反りがあるし、サイズどおりじゃないと 後が大変そうだから、設計通りにパイン集成材を購入しました。 そのお店はプロも利用する大型ホームセンター。「1時間以内なら組立1000円」と 聞いて、結局、仕上げまで頼みました。買い物している間についたてが完成するとは! ヤスリまでかけてくれて、材料費+工賃合わせて5000円くらいです。 (カット代やダボもオマケしてくれました) 他にも準備があったから手間を省けて良かった~。 出来上がったものは想像以上に大きい! ついたてを部屋に置き、天然素材のカゴにおもちゃを入れて並べてみると、 この部分だけでも、ちょっと様になった気がしてきました。 (でも、おもちゃの置き方が乱雑ですね…) 他に、フライヤ・ヤフケ著『親子で楽しむ手づくりおもちゃ』という本にも2種類の ついたての作り方が載っています。『ハンドブック』のものはどちらかというと「棚」っぽいですが、 『手づくりおもちゃ』の方が「ついたて」らしいです。 『ハンドブック』の設計は、ホームセンターで売っている木材(2×4)の大きさを そのまま利用できるのが利点でした。 ------------------------------------------------------------------- 2004.12.10 ピンクのカーテン&天幕(サークルの準備1) [ 親子サークル ] サークルを始めるあたって、準備した物などを少しずつ書いていきたいと思います。 「シュタイナー教育を取り入れる」と明言する以上は、少しでもそれらしい雰囲気作りをしたかった。 もともと小道具が揃っていなかったので、準備は思ったより大変でした。 用意した物 (1)ピンクのカーテン …って聞くと、真っ先に同名のポルノ映画を想像してしまうのは私だけ?(^^;ゞ それはともかく、まだ地上に降りてきたばかりの子どもたちは、暖かいおおいで守られるべきだ、という 考えのもと、シュタイナー幼稚園などではお馴染みの、場の雰囲気を左右する大きな要素です。 カーテンを変えるのは相方の了解も得られないし、私自身も今のインテリアは 気に入っているので、サークルのためにそこまではできない…と悩みました。 そこで、手っ取り早く元のカーテンを隠すようにしてピンクの布をカーテン風に張ることにしました。 (2)天幕 シンガポールでIKEAという北欧系インテリアショップにて購入したもの。 シュタイナー幼稚園などでは、ついたてや棚を二つ向かい合わせにした上に布を掛けるのですが、 お腹の子のベビーベッドに吊そうと思って買ってあった天幕を、ついたてに掛けたり 垂らしたりすれば、子どものおままごとの家にもできそうなので転用しました。 下の写真で、手前に薄い白い布が見えるのがこれです。 続きはまた明日。 ジャンル別一覧
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